運動

今日の日本では、メタボリックシンドロームや生活習慣病の増大が社会問題になっています。

生活習慣病の原因には、ストレスや食生活などいろいろな要因が考えられますが、やはり最も大きな要因になるのは運動不足ではないでしょうか。
車や電化製品の普及によって社会が便利になり、生活の中の活動量が減少してきた結果、運動不足の人が増加しています。
最近の小学生も運動量が減っていると思いますが、大人は尚更です。

生活習慣病に留まらず、あらゆる病気の予防や改善、老化防止には運動をする習慣を徹底して身につけることが不可欠です。
体を動かすことによって消費エネルギーが増え肥満を防止する他に、動脈硬化の予防や心肺機能の向上、またストレス解消などさまざまな健康効果を得られます。

また、運動習慣によって体力や自然治癒力が向上しますので、西洋医学による治療効果を高めることも期待できるのです。

そして高齢化が進む中、高齢者の筋力増進にも重視されています。
筋肉はいくつになっても付きますが、運動をする気力は若いうちの方がありますからね。

運動は「運動療法」として統合医療の中でも重要視されています。 今後の医療にも不可欠なものと考えられています。

一般的に運動することはよい事だと頭では分かっていても、実際に運動不足に陥った人が運動習慣を身に着けることはなかなか難しいものです。
また、健康状態によっては自己流の運動方法では逆に体に悪影響を及ぼすことも考えられます。
健康状態に心配がある人の場合、まずは医師の指導に基づいた運動療法で適切な運動を続けることが効果的です。
自分は健康だと思っている人も、若いときと同じ運動量を急にしない事が大切です。

健康維持のために大切なことは、自分に合った運動を無理なく継続的に行って、必要に応じて分野の枠を越えた適切な治療を受けられる社会です。

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