生活習慣

近年では、糖尿病やガンに代表される生活習慣病やメタボリックシンドロームが中高年を中心に増加しています。
日本人の中高年の男性で2人に1人、女性では5人に1人がメタボリックシンドローム、またはその予備軍にあるとという調査結果が出ています。

メタボリックシンドロームや生活習慣病は突然死を招く危険性がある恐ろしい病気でもあるのです。
実際に、近年の日本人の死亡原因の1位はガン、2位は心臓病で3位は脳卒中となっています。

こういった死亡原因にもなり得る生活習慣病は、日々の悪い生活習慣が要因となっている場合が多いため、生活習慣を見直し改善することによって、ある程度の予防は可能なのです。

具体的にどう改善すればよいか。 それは十分な睡眠を心がけること、規則正しい生活リズムを作ること、運動習慣を身に着けること、栄養のバランスのとれた食事を心がけることなどが重要なポイントになります。
また、百害あって一利なしとも言われる喫煙です。喫煙者であるならば、禁煙を実行することも大切です。

現在、日本の大きな問題として国民医療費の増大や医療制度の見直しなど、医療を取り巻く環境に多くの問題が生じています。
そういった問題は個人の健康管理を充実させて解決するのも一つの解決策です。メタボリックシンドロームや生活習慣病の増加を食い止めることが個人や企業、国の重要な課題となっています。

最近では医療の現場では統合医療が重視され、日本の医療機関への導入も始まっています。

統合医療とは、これまで行われてきた西洋医学と代替医療を組み合わせて行う新しい試みの医療で、個人に合わせた治療を行う医療体系のことをいいます。

これからの日本の医療は近代の西洋医学による手術や投薬のみに頼らず、病気の原因でもある生活習慣の改善することによって、体の自然治癒能力を高める代替医療が必要不可欠です。
そして医療分野の垣根を取り払った区別の無い治療を行うために統合医療が医療の中心になることが期待されます。

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